ドコモ、au、ソフトバンク。各社それぞれ利用料金の支払いでポイントが貯まるようになっています。中でもソフトバンクはTポイントを採用していますが、Tポイントは自社だけでなく、他でもたくさんの加盟店で利用できるので嬉しいですよね。
しかし、思っている以上に「ポイントって貯まらないな……」そう感じたことがある方は多いのではないでしょうか?
そろそろ貯まってるかな、と確認してみるものの実際に貯まっているのは数百円分の少額なTポイントのみ……。僕も経験したことがあります。
しかし実は、ソフトバンクの支払いで今の3倍以上もTポイントを貯める方法があるのです。今回はその方法と、ソフトバンク利用料金でTポイントが貯まる仕組みについて解説していきます!携帯料金は毎月支払うものですから、なるべく効率よくポイントを貯めていきましょう!
関連記事のIDを正しく入力してください 関連記事のIDを正しく入力してくださいソフトバンク携帯料金でTポイントが貯まる仕組み
まずはじめに、ソフトバンク携帯料金でどのように、どれくらいTポイントが貯まっているのかを解説していきます。
ソフトバンクでは手持ちのTポイントカードを自身の携帯番号と紐づけて(紐づけ作業は店頭もしくはMy Softbankから可能)、毎月の利用料金のぶんだけTポイントを貯めることが可能です。
Tポイントの貯まり方としては、200円につき1ポイントが利用料金に応じて貯まる仕様になっています。200円につき1ポイントというと1万円につき50ポイント。なかなか簡単に貯まりそうな気はするのですが、実は少し裏があります。
例えばひと月の携帯料金で1万円を払っていたとします。上記のように単純計算では毎月50ポイントが貯まっていく計算になるわけですが、この1万円に対して全てがポイント付与対象になるわけではないのです。
Tポイントの付与対象になるのは、通話料・通信料の部分のみ。料金の3分の1から半分を占める本体代金の割賦金については対象外になってしまうのです。
ポイント付与対象外の料金はこんな感じ↓
- 端末代金割賦金
- あんしん保証パックなどの各種保険
- iPhone基本パックなどの各種オプションサービス
- ソフトバンクまとめて支払い
- デジタルコンテンツ料金
例でいうところの月の携帯代金が1万円だったとしたら、端末代金やこれらの対象外サービスを除いた通話・通信料はだいたい6000円~7000円くらい。毎月1万円払っていたとしても6割程度ぶんしかポイントは貯まっていないというわけです。
ソフトバンクの支払いでもっとTポイントを貯める方法
それでは、携帯料金の支払いでもっとTポイントを貯めるにはどうしたらいいのでしょうか?以下では、ざっくり分けて2つの方法について紹介していきます!
①長期継続特典を利用する
この方法は2年以上ソフトバンクを利用しているユーザーに限られてしまいますが、ソフトバンクには「長期継続特典」というユーザー優待があります。
内容としては2年以上ソフトバンクを継続しているユーザーに対して、最初の2年目を迎えた月に3000円分のTポイント(2度目以降は1000円分)&以降毎月利用料金と利用年数に応じたTポイントを付与or通信料から値引き、というもの。
この特典は実は開始してから日が浅く、長くソフトバンクを利用しているユーザーでも申し込みをしていない方が非常に多い特典です。My Softbankから出来る簡単な申し込みで、翌月以降ずっと特典が受けられるので利用しない手はありませんね。
しかし唯一注意したい点としては、毎月の通話・通信料に応じて貯まるTポイントは共通Tポイント(加盟店ならどこでも使える)でしたが、この特典によってもらえるポイントは期間限定Tポイントといって、利用期間&利用できる場所に定めがある(例:Yahoo!ショッピングかLOHACOのみで利用できる180日限定のTポイント)ということです。
特典の申し込みをしてポイントをGETしても、他の加盟店では使えない仕様になっているのでその点は気を付けましょう。
※2019年現在、Tポイントでの長期継続特典の付与が終了しPayPayチャージでの付与に変更されています。詳しくはこの記事のいちばん最後でも紹介します!
②Yahoo!JAPANカードを利用して携帯料金を支払う
2つ目の方法は、毎月の携帯料金の支払いを「Yahoo!JAPANカード(以下、ヤフーカード)」で支払うようにする、ということです。
ヤフーカードとは、文字通りYahoo!が提供するクレジット機能付きTポイントカードで、ソフトバンクが公式に推しているクレジットカードでもあります。
具体的にどれぐらいポイントの貯まり方が変わってくるのか比較すると、従来のTポイントカードでは通話・通信料に対して200円に5ポイントが付与されるだけでしたが、ヤフーカードでの支払いはさらに100円につき1ポイントが付与され、しかもこちらは通話・通信料だけでなく全ての支払いに対して有効という仕様になっています。
仕上がり例(携帯料金10000円、うち通話・通信料6000円の場合) | |
従来のTポイントカードでの支払い | 30ポイント |
ヤフーカードでの支払い | 通常ポイント30ポイント+追加ポイント100ポイント |
仕上がり例のように、かなりの差が出てくるので非常におすすめだと言えます。
Yahoo!JAPANカードってどんなカード?
軽く触れましたが、ヤフーカードとはソフトバンク携帯料金の支払いで最もTポイントが貯まるクレジットカードです。
例として携帯料金を支払った際を挙げましたが、Yahoo!ショッピングでカード決済した場合、通常ユーザーと比べて12倍Tポイントが貯まるなど、他にもたくさんのメリットがあります。
さらに、ヤフーカードのメリットとして、所得が少ない・年齢が若いなどの理由で審査が不安な方でも比較的審査に通りやすいというメリットもあります。
通常クレジットカードの発行に際しては信用情報機関に照会を行い審査の可否が決まりますが、ヤフーカードを発行するYahoo!はソフトバンクの子会社です。
ソフトバンクユーザーであれば、「ソフトバンク携帯料金を滞りなく支払っている」という信用情報がすでにあるので、他のクレジットカードよりもリードがある状態で審査してもらえるという強みもあるわけですね。
年会費や入会金も一切かからず発行できるうえ、カードブランドもVISA・Master・JCBから選べるので、一枚持っておいて損はないと言えるでしょう。
Tポイントの使い道は?
記事中で何度か登場しましたが、Tポイントには通常のTポイントと、期間限定Tポイントというものがあります。
改めてまとめると、
- 特典によってもらえるポイント=期間限定Tポイント
- 支払いによって貯めたポイント=通常Tポイント
という切り分けになりますが、それぞれどんな場面で使えるのでしょうか?
①期間固定Tポイントの使い道
ヤフーカード利用によってもらえる期間固定Tポイントは、基本的に以下のYahoo!関連のサービスでのみ利用できるようになっています。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!が運営する国内最大級のショッピングサイトです。億単位の商品が出品され、Tポイント還元率がかなり高いです。
ソフトバンクユーザーは全員Yahoo!プレミアム会員特約が付いているので、ヤフーカードで決済するとポイントが12倍貯まるようになります。
LOHACO
同じくYahoo!が提供する、主に日用品を中心に扱う通販サイトです。
GYAO!
こちらも同じくYahoo!が提供する動画配信サービスです。見逃したドラマや映画、豊富な動画コンテンツを視聴することができます。
②通常Tポイントの使い道
支払いによって貯めた通常Tポイントは、もちろん上記のように使用することもできますし、さらに以下のような使い道でも使用することができます。
Tポイント加盟店使用する
貯めたポイントは、Tポイント加盟店で1ポイント=1円として利用することができます。TSUTAYAだけでなく今やかなりの数の飲食店がTポイント加盟店となっていますので、使える幅はかなり広いですね。
僕も貯めたTポイントはファミリーマートやガストで使っています!
ソフトバンク通信料値引きとして使用する
毎月の携帯料金から、通信料値引きという形で使用することができます。難しい手続きは必要なく、My Softbankから簡単に申し込むことができるので、使い道がないんだよな……という方は値引きに充ててもいいかもしれません。
また、同じように端末代金やアクセサリー・付属品の割賦金から値引きを入れることもできますので、次回の機種変更の時まで取っておくのも良いかもしれませんね!
【追記】今後はPayPayの登録も絶対必須!
ソフトバンクユーザーなら、今後はTポイントと併せてPayPayの登録も絶対必須です。
PayPayとは、ソフトバンクとYahoo!JAPANが半々ずつの出資で作ったバーコード決済サービスです。
サービス開始当初は不正利用などネガティブなニュースがあったため、「よくわからないけどなんだか危なそう……?」という方も少なくはないでしょうが、現在は安全への取り組みを徹底して行い不正利用トラブルの原因になったシステムを根本から改正。ユーザー数は1500万人超を果たしています(2019年10月1日現在)。
で、どうしてPayPayの登録が必須なのかというと、文章中でも登場したように、長期継続特典がTポイントで3000円分→PayPayで3000円分に切り替わりました。
そしてさらには、毎月通信料値引きorTポイントでの還元が選べた特典も、すべてPayPayでの付与になっています。
つまり、今後は長期優待の恩恵はすべてPayPayへ、という流れになっているのです。
実際、長期優待対象の方であればソフトバンクからショートメールが入っているはずですよね?
毎月の携帯料金の支払いでTポイントが貯まるのは今後も変わりませんが、長くソフトバンクを利用している方であれば併せてPayPayもダウンロードしておくことをお勧めします。
ちなみに、PayPayは口座連携やクレジット連携を一切せずに新規会員登録&ソフトバンク・ワイモバイル連携のみすれば完全なプリペイドとして利用できるので、「まだなんとなく怖い……」という方も安心して特典受け取りが可能です◎
PayPayの登録は1ステップのみで完了!
ちなみに、PayPayの登録は1ステップのみで完了します。
まず、PayPayのアプリをダウンロードします。(探すのが面倒な方は以下のボタンからどうぞ)
アプリがダウンロードできたら、早速立ち上げましょう。
「ソフトバンク・ワイモバイルで新規登録」を選択し次へ進みます。
「上記に同意してはじめる」をタップすると、携帯電話番号宛に認証コードの書かれたSMSが届きますので、次の画面にて入力します。(※届かない方は迷惑メールフォルダをチェックしてみましょう)
ここまで完了すれば、トップページが開けたはずです。すでに長期継続特典の対象だった方は早速チャージが付与されているでしょう。
チャージされている残高は、PayPay加盟店であればどこでも使えます!(例えばコンビニならセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ等はすべて利用可能)
使い方も、「支払う」の赤いボタンを一度タップし、バーコードを店員さんに見せるだけなので簡単です。
まとめ
今回はソフトバンクの携帯料金の支払いにて、さらにTポイントを貯める方法、そしてオマケでPayPayについてお話しました。ヤフーカードは入会金も年会費も一切かからないので、「これから携帯料金の支払いを分ける」という新社会人の方などにもおすすめだと言えますね。
店頭に出向く必要もなくすぐにその場で申し込みできてしまうので、ぜひ皆さんも活用してみてくださいね!