「プラン変更で違約金はかかるのか?」今回は特にソフトバンクに焦点を当て、
- ソフトバンクの料金プランはどう変わったのか?
- 本当に違約金なしで解約/他社への乗り換えができるのか?
- プランは自動で変更されるの?またその場合の違約金はどうなる?
などなどの疑問について解説していきます!
また、これを機会にソフトバンクから他社に乗り換えたい人向けに「違約金なしで乗り換える手順」も解説するので、手続きを間違えそうで不安な人の参考になればと思います!
ソフトバンクの料金プランはどう変わったのか?
ソフトバンクはこれまで、2年間の定期契約を条件に基本料から値引きを適用する「2年縛りプラン(俗称)」を提供してきました。
このプランは2年毎に更新期間が3ヶ月あり、その期間中の解約/他社への乗り換えなら違約金がかからない仕組みです。
ただし2年経過で自動更新されるので、うっかり更新月を逃すとまた2年間のサイクルがスタート……という消費者に不満しかない仕様でした。
ソフトバンクの新しい料金プランは「基本プラン」と言い、一切の2年契約を廃止して解約金も0円になりました。
auとドコモは解約金が1000円になる変更でしたが、唯一ソフトバンクのみ「1000円では利用者の引き止め効果に繋がらない」として0円にしたそうです。
基本料金は変わる?
今までが「2年間の定期契約を条件として毎月の基本料から値引き」というスタンスだったので、「じゃあ2年契約がないと今までより月額が高くなるの?」というのが気になりますね。
こちらは2018年からソフトバンクが提供している「通話基本プラン」と比較しながら料金の推移を見ていきましょう。
通話基本プラン | 基本プラン | |
---|---|---|
基本料 | 4200円 | 980円 |
2年契約割 | △3000円 | 無し |
ウェブ使用料 | 300円 | 無し |
データプラン(50GBの場合) | 5980円 | 6500円 |
通話オプション(5分かけ放題の場合) | 500円 | 500円 |
合計 | 7980円 | 7980円 |
内訳こそ変わったものの減った分データプランの料金が増えたなど、月額料金は今までと変わりありません。スマホのプランは単純に2年契約が無くなったのみと考えてOKです。
この基本プランはスマホだけじゃなく、タブレット、ポケットWi-Fi、ガラケー、みまもりケータイすべてに適用されます。
ガラケープラン「1GB」「100MB」が新設
変わったとこは、ガラケーのパケットプランは今まで「使ったら使った分だけ」か、「従量制で0円~使いすぎても4200円まで」の2種類のプランしかありませんでしたが、今回から1GBプランと100MBプランの2つが新設されました。
ここでは詳しく触れませんが、ガラケーからガラケーへの機種変更/MNPの場合など、特定の条件を満たした場合は専用割引が適用になり、より安価に利用できます。
タブレットプラン&ポケットWi-Fiプランが「50GB+」か「ミニ」に
現在ソフトバンクのスマホプランは、50GBの大容量データが使え、対象のSNSサービスまで使い放題になる「データプラン50GB+」か、使ったら使った分だけ~1GB、~2GB、~5GB、~50GBの順に変動する従量制プラン「データプランミニ」の2種類のみのです。
タブレットは従来通り1GB、2GB、5GB、20GB、50GBのどれかを選ぶ形でしたが、今回の料金プラン刷新でスマホと同じく大容量か、従量かのどちらかになりました。
(※スマホを親回線、タブレットを小回線としてデータを分け合う「データシェアプラン」の場合、シェアは継続できますが、親回線の解約などによりシェアが解除された場合に、あらかじめ指定したタブレットプランが適用されます。)
同じくポケットWi-Fiのプランも月間7GBまで使えるプランでしたが、以上2つのどちらかから選択します。
これら2つに関しては、下手にプラン変更すると料金が割高になる可能性があるので、ひとまずそのままにしておくのがおすすめです。
本当に違約金なしで解約できるのか?
では本当に違約金なしで解約が可能なんでしょうか。
今までのプランは、解約した月は2年契約割をはじめとする全ての割引の適用が前月までで解除され、違約金のかからない更新月でも普段の1.5~2倍の請求が来ることはザラでした。
更新月が来て解約すると2年契約割が前月までで適用終了になり、いつもより3000円近く高い請求が来るんです。
しかし新プランは、そもそも年間契約が条件の値引きはないので、解約月に料金が跳ね上がる心配もありません。
ただし解約じゃなく他社の乗り換えは、従来通り「転出時事務手数料」という名目で3000円請求されます。
プランは自動で変更される?違約金は?
新プランには自動で変更されません。手続きをしない限り、今まで利用してきたプランが継続します。
つまり他社への乗り換えを検討しているなど、「違約金がかからないように解約したい!」という場合のみプラン変更をすればOKです。
また「現在加入中のプランが2年契約の途中なんだけど、新プランに変更したら違約金取られないの?」という質問が多いのですが、これも心配いりません。
現在加入中のプランが2年契約の真っ最中でも、先月変更したばかりでも、新プラン変更で違約金の請求はありません。
プラン変更の注意点
ただプラン変更で気をつけてほしいことが一点あります。それは、プラン変更はすぐ反映されないということです。
原則、プラン変更はそれぞれの契約締め日に沿う翌月からの適用です。
ソフトバンクには10日締め、20日締め、30日締めの3種類があります。これらは契約した年代で決まりますが、反映スケジュールは以下の通りです。
- 10日締め:毎月10日〆切→翌11日~適用
- 20日締め:毎月20日〆切→翌21日~適用
- 30日締め:毎月末日〆切→翌1日~適用
ちなみに締め日は、マイソフトバンクのトップページの「契約確認」をタップすると見れます。
(↓更新期間のところに記載があります。画像の場合は末日締めです。)
プラン変更しない方がいい場合
解約や他社への乗り換えをしない場合は、無理に新プランに変える必要はありません。というか、おすすめしません。
通話基本プランの前に提供していた、「スマ放題」というプランに関しては、端末の分割購入を条件に月月割という割引が適用されているケースがあるからです。
この月月割はプラン変更すると終了する割引なので、直近で解約予定がなければそのままにするか、一度ソフトバンクショップへ行ってスタッフに相談しましょう。
格安スマホに乗り換えるならSIMロック解除を忘れずに!
格安スマホに乗り換え検討していて、今の端末をそのまま使いたいならSIMロック解除が必要です(※ソフトバンク回線への乗り換えは除く)。
ワイモバイルも同じソフトバンクグループですが、SIMロック解除は必要なので気をつけましょう。
また解約前ならマイソフトバンクから無料でできますが、解約すると店頭のみ対応で3000円かかるのでこちらも注意です。
ワイモバイルはネット申し込みで2万円CB
ソフトバンクから乗り換え先として人気なのがワイモバイルです。
ソフトバンクの安定・高速通信網を利用できて、コストも抑えられるのが強みです。そんなワイモバイルにもネット代理店があります。
おすすめはヤングモバイルです。他社から乗り換えで現金2万円、ソフトバンクから乗り換えで現金1万円キャッシュバックはワイモバイルオンラインショップや店頭キャンペーンより条件が良いですね。

- 新規・乗り換え+端末購入で2万円キャッシュバック!
- 生活応援キャンペーンでさらに3000円増額!
- 開通後、最短2週間でキャッシュバックを振込み!
- 乗り換え完了後はワイモバイルショップでサポート!
>> ワイモバイル(ヤングモバイル公式)を確認する
※新規・他社から乗り換えで2.3万円!ソフトバンクからでも1万円!
LINEモバイルも基本料半額キャンペーン中
ワイモバイルに次いで人気なのがLINEモバイルです。
LINEモバイルはソフトバンク傘下でサービス提供していますが、LINEモバイルのソフトバンク回線は格安スマホの中でもトップクラスの速度と評判です。
端末もSIMロック解除不要(iPhoneは6S以降)でそのまま利用できるのが嬉しいですね。
LINEモバイルは、ワイモバイルのような乗り換えキャッシュバックは行なってませんが、随時なにかのキャンペーンがあるのでチェックしてください。
- 月額600円からのリーズナブルなプラン
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- 余ったギガは翌月繰越or友達とシェア
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- キャンペーン:最大1万円分のLINE Pay or LINEポイント
まとめ
ソフトバンクの新料金プランへ変更する際の注意点や違約金についてをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
プラン変更を悩んでいる方の役に立てばと思いますので、気に入って頂けましたら是非シェアをお願いします!