そもそも格安スマホとは?大手3社との違いは何?その仕組みを解説!

ここ最近、「格安スマホ」というワードを耳にする機会が増えてきました。

数年前までは「携帯電話」と言ったらdocomo・au・softbankの3社がほぼ独占、というイメージが根強くありましたが、最近ではもはやテレビCMでもお馴染みの楽天モバイル・UQmobile・mineoなどの格安スマホのイメージもかなり浸透しているのではないでしょうか?

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”l”]確かに、CMでもよく聞くよな![/voice] [voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-40.png” name=”” type=”r”]イチ、ヨン、パー!とかね![/voice]

しかしながら、悲しきかな、携帯電話業界というのは私たちの非常に身近なものであるにも関わらず、各社の競争によって割引やキャンペーンが細かく交錯し、正直わかりづらいものです。

僕自身も携帯販売のキャリアは長かったのですが、実に6,7割以上のお客様は自身の料金プランのことでさえ無頓着なまま携帯電話を利用していると感じています。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-40.png” name=”” type=”l”]えっ、そんなに?![/voice] [voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”r”]確かに俺も携帯ショップのお姉さん任せだなあ……[/voice]

これだけ私たちの毎日の生活の中に「格安スマホ」の宣伝が散りばめられ、「格安スマホに乗り換えたらどれだけおトクか」を耳にしているにも関わらず多くの人が重い腰を上げないのも理由は同じ、「ややこしそう、難しそうだからではないでしょうか。

しかし、実は格安スマホってそんなに身構えるほど難しいものじゃないんです。

今までの大手3キャリアと比べて一度仕組みを覚えてしまえば簡単ですし、何より格安スマホに乗り換えて年間で10万弱浮く人だっているくらいなんです。

当サイトでは、「ややこしそうな格安スマホを、どこよりも簡単に学べる!」をモットーに、現在の自分の料金プランさえ知らずに携帯電話を利用している方でも、最適な格安スマホに乗り換え、賢く運用・節約できるようになれるよう、がっちりサポートしていきます!

今まで格安スマホを敬遠していた方も、通勤電車の10分や寝る前の10分で格安スマホに詳しくなっちゃいましょう!

携帯電話の仕組みをおさらい

まずは、携帯電話の仕組みをおさらいしておきます。

携帯電話は、【本体(端末)】+【SIMカード】の2つがセットになることにより利用することができています。

それぞれの役割をざっくり解説すると、端末が写真を撮影・保存したり、音楽を保存・再生したりなどの機能、SIMカードが電話の発着信やモバイルデータ通信などの機能を担っています。

SIMカードには電話番号をはじめとする個人情報が書き込まれており、電話料金の滞納などの際は携帯会社がこのSIMカードに遠隔でロックを掛けるため、電話の発着信・モバイルデータ通信が制限されてしまいます。

例えるなら、端末は携帯電話の身体・SIMカードはその心臓というイメージが近いかもしれません。

私たちが月々支払っている携帯電話の料金は、「端末代金+通信料金」という風に分かれており、「端末代金=本体、通信料金=SIMカード」に相当すると考えてもらうと良いかもしれません。細かく言うと語弊があるのですが、イメージとしてはそういう風な考え方です。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”l”]確かに、携帯ショップのお姉さんが小さいチップみたいなの入れてた気がする![/voice] [voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-40.png” name=”(名前)” type=”r”]そうそう、それがSIMカードだよ。[/voice]

さらにdocomo・au・softbankの3社はそれぞれ独自の通信網を持っており、自社の携帯電話は自社の通信網にしか繋げられないという制限を掛けています。例えば、docomoで契約したスマホのSIMカードを抜いてauのSIMカードを挿入しても使えません。これをSIMロックと言います。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”l”]そんなことする必要あるのか?[/voice] [voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-40.png” name=”” type=”r”]まあ、ユーザーが他社へ流れてしまわないように、「囲い込み」だって言われてるね。[/voice]

この【端末+SIMカード】のセットがまずは基本になってくるので覚えておきましょう。

格安スマホとは、「SIMフリー端末」と「格安SIM」のセットである

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”l”]話が飛び過ぎてわからないぞ……どういうことだ?[/voice]

SIMフリー端末とは

前項では端末とSIMカードの関係性について解説しましたが、続いて「SIMフリー端末」「格安SIM」について触れていきます。前項の内容がわかっていれば簡単な応用なので大丈夫です!

今まで、日本の携帯電話業界では長らくこの「SIMロック」という手法が用いられてきましたが、2015年に大きな変革が起きました。従来のSIMロックによって利用できる通信網に制限を掛けるやり方では消費者が自由な選択ができないということ・携帯電話市場が大手3キャリアの独占市場になってしまっていることから、総務省が打開策として「2015年5月以降に発売されるスマートフォンに、SIMロック解除の自由化を義務付け」たのです。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”(名前)” type=”l”]つまり……どういうこと……?[/voice] [voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-40.png” name=”” type=”r”]「SIMロック解除」をすると、自分のスマホでどのキャリアのSIMカードでも使えるようになるってことだよ![/voice]

携帯電話というのは決して安い買い物ではありません。大半の人が分割で購入するためあまり実感はありませんが、2人に1人が10万円近い小さな機械をポケットに入れて持ち歩いているということなのです。

SIMロック解除の自由化により、高いお金を出して買った携帯電話が、docomo・au・softbankのキャリアの縛りを受けることなく柔軟に使えるようになりました。具体例を挙げると、お気に入りの端末を長く利用したい人がキャンペーンなどで自由にキャリアを選択できたり、友人からもう使わなくなった端末を譲り受け、自分で好きなキャリアを選んで契約できるようになったわけです。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”l”]なるほど……。今までだともらったスマホがドコモのスマホならドコモのSIMカードしか使えなかったもんな。[/voice]

格安SIMとは

続いて格安SIMについて解説します。

docomo・au・softbankの大手3キャリアはそれぞれ独自の通信網を持っているとお話しましたが、これらには「MNO」という呼び名があります。「MNO」とは、「Mobile Network Operator」の略称で、日本語だと「移動体通信事業者」と言います。

対して、格安スマホ事業者として有名な「楽天モバイル、UQmobile、mineo」などには「MVNO」という呼び名があります。こちらは「Mobile Virtual Network Operator」の略称、日本語だと「仮想移動体通信事業者」と言います。

「MNO」「MVNO」……「V」が付くか付かないかの差ですが、これらの呼び名を覚えておく必要はありません。重要なのは、「両者の違い」です。

MNOが独自の通信網を持った通信事業者だということに対し、MVNOは自社で通信網を持たず、MNOの通信網を借りてサービスを提供している通信事業者です。つまり上記に当てはめると、「Y!mobile、UQmobile、mineo」は大手3キャリアのどれかの回線を借りて運営している携帯電話会社だということです。

これらは自社で通信網を持たずに大手キャリアの回線を借りているわけですのでコストを安上がりに抑えることができ、付加価値を付けてサービスを提供しています。格安SIMとは、これらMVNO(=格安スマホ事業者)が扱っているSIMカードのことです。

冒頭で「SIMカードは携帯電話の心臓のようなものだ」と説明しましたが、この格安SIM+前項で登場したSIMフリースマホのセットが「格安スマホ」の総称だと言えるでしょう。

「楽天モバイル、UQmobile、mineo」などの格安スマホ事業者からは、「格安SIM+SIMフリースマホ」のセットで契約することもできますし、「格安SIMだけ」を契約し、端末は今までご自身で使っていたものをSIMロック解除して利用する手もあります。

実は細かく言うと、「SIMフリー化しなくても利用できる格安SIM」というのも存在しますが、その話はもう少しあとの回で登場します。

比較!大手3キャリアと格安スマホの違いは?

ここまで「格安スマホ」の定義についてお話しました。

続いては、大手3キャリアと格安スマホとを比較し、どういった違いがあるのかについて見ていきます。

①独自の通信網を持っているかor借りている

上でも触れましたが、大手3キャリア、いわゆるMNOはそれぞれ独自の通信網を持っています。携帯電話というと全てのキャリアが同じ通信網で通信していると思っている方がいらっしゃいますが、それだと半分正解・半分間違いです。

3社ともほぼ同じ方式の通信方法を使ってはいますが(自身の携帯電話のアンテナマークの横に表示されている「3G」「4G」などが通信方式です)、通信の設備は各キャリアごとで別々のものを用いています。

「docomoは電波が安定している」「softbankは都心部での通信に強い」なんて言われたりするのはこのことです。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”l”]山でも電波が入りやすいのはdocomoだな![/voice]

対するMVNOは、この大手3キャリアの通信網を借りている、とお話しましたね。

【例えばmineoには、docomoプラン・auプランがあるよ!】

格安スマホの利用を検討する際に、「どのキャリアの回線を借りているのか」という点についてもチェックしてみるといいかもしれませんね。とは言え、現在は3キャリアとも通信速度・品質は優れていますし、日常利用するぶんにはどれが優れていてどれがダメだ、なんてことはあまり無いですけどね。

②料金プランの仕組み

大手3キャリアの料金プランは、

①通話プランを選ぶ
②データ通信プランを選ぶ
③使える割引を適用
④完成!

という組み立て式になっています。

たった3ステップではあるのですが、ものによっては組み合わせ不可のプランがあったり、割引が適用できないプランがあったりなど、携帯ショップの店員さんでもない限り全てを把握しきるのは難しいものです。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-40.png” name=”” type=”r”]カタログ読んで、「通話はこのプラン、データ通信はこのプランにしてください!」って言ったら店員さんに「それだとこっちの割引が適用できなくなっちゃうのでかえって高くついちゃいますよ」なんて言われたことがあるよ……[/voice]

割引だけでも何種類もあるうえに、「○○プランとの組み合わせ必須」とか、「割引適用は新規契約と同時の申し込みの場合のみ」とか、非常にややこしいんですよね。

対する格安スマホは、料金プランを【通話+データ通信+オプション(テザリングなど)】をセットにしてパック料金で展開しています。料金プランはS・M・Lの3種類だけで非常にシンプルなものが多いですね。この点は格安スマホのメリットともいえるでしょう。

[voice icon=”https://netkaisen-zoo.com/wp-content/uploads/2018/06/写真-2018-07-09-23-53-47.png” name=”” type=”l”]これなら俺でもわかるぞ![/voice]

③ショップの多さ

大手3キャリアは日本全国にたくさんのショップを構えています。都心部なら1駅につき1店舗ずつはありますよね。何か困ったときにすぐ対応してもらえるのは大きなメリットです。

しかし、格安スマホキャリアは構えている店舗数が極端に少ないという特徴があります。とにかく安くサービスを提供するために、削れるところは削っているわけですね。

ただし、店舗数が少なくともネットでのサポートはしっかり受けられますので、コールセンターの助けを受けながらある程度自身で対処できる方にとっては大きなデメリットとは感じないかもしれませんね。

例えば、mineoの場合は「マイネ王」というコミュニティサイトがあったりします。

また、まだまだ発展途中の格安スマホ業界ですから、今後どんどん実店舗が増えることは予想されるのではないでしょうか?事実、LINEモバイルは全国家電量販店内に続々とブースの出店を行っていますからね。

まとめ

今回の記事では「格安スマホとは何か?大手キャリアとの違いはどういった点にあるのか?」という部分にクローズアップして解説してきました。

次の記事では、メリットの大きな格安スマホですが、逆にどういったデメリットがあるのか?という部分を詳しく紹介していきます!

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