【元販売員が教える】スマホ保護フィルムの空気が入らない貼り方!

突然ですが皆さんはスマホに保護フィルムを貼る派ですか?貼らない派ですか?

僕はもっぱら貼らない派だったのですが、3年ほど前に当時買ったばかりのiPhone7を落としてバキバキにしてからは必ず強度の高いものをチョイスし貼るようにしています。

特にiPhoneなんかは機種代金もどんどん高くなり今では20万近くするものもありますから、なるべくならケースとフィルムは良いものを用意して傷つけず利用したいものですよね。

しかしそこで出てくるのが「せっかく高いフィルムを買っても貼るのが難しい」という悩み。たとえ良いものだとしても上手く貼れずに気泡が入ってしまったりズレてしまったりすると、せっかくの強度も半減してしまいますし、何より毎日使うものですから気になってしまいます。

そこで今日は、年間1000枚以上たくさんの種類の保護フィルムを貼ってきた僕が、ズレずに気泡やホコリの入らない上手な液晶保護フィルムの貼り方を紹介したいと思います!

新しいスマホに変えた方はぜひこの記事で紹介する方法を参考にしてくださいね!

フィルムの種類を知る

携帯ショップや家電量販店などには数多くの液晶保護フィルムが並んでいますが、実はひとくちに液晶保護フィルムと言ってもざっくりと2種類に分けることができます。自身の用途に合わせたフィルムを選ばないと、貼った後に「うーん……思ってたのと違う……」とガッカリしてしまうことも……

衝撃吸収フィルムタイプ

まず一つ目に紹介するのは衝撃吸収フィルムタイプ。

高温・真空下で作られる樹脂、「ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)」というポリエステルの一種でできています。

とにかく薄いので装着感、フチの段差を感じることは少ないですが、その反面強度としてはイマイチ。そもそも素材が樹脂なので落としてもフィルム自体は割れませんが、衝撃が貫通してスマートフォン本体が割れる可能性が非常に高いので正直装着していても気休め程度です。

手帳タイプのケースを利用している方や、あまり外でスマホを取り出す機会の少ない年配の方などであれば良いかもしれません。

値段は比較的安価で、数百円から買えるものもあれば高くても2000円弱で収まります。

強化ガラスタイプ

近年ポピュラーになってきているタイプで、一枚ガラスのフィルムです。

ガラスなのでフィルム自体を手に取ってもペラペラしなることはなく、見た目からも堅牢さが伺えます。

強化ガラスのフィルムはその強度ごとに分けられており、店頭に並んでいる「強さ」をウリにしたタイプのものであればほとんどが9H以上です。

この9Hとは「鉛筆硬度」のことを指しており、1~10までの基準値の中で数字が大きくなればなるほど衝撃に対しての抵抗力が強いです。

小学生の頃に皆さん鉛筆を使ったことはもちろんあると思いますが、「2B」とか「HB」と呼ばれるあの数値と同じ尺度で測られています。2Bの鉛筆は濃く硬かったと思いますが、9Hともなるとかなりの硬さであることはなんとなくイメージがついたかと思います。

ガラスフィルムはピンキリですが、だいたい3000円~4000円の間のものを選んでおけば間違いないです。まれに10000円を超える商品もありますが、高すぎて僕は使ったことがありません。笑

強化ガラスにもさらに種類分けがある

さらに強化ガラスフィルムの中にもさらにたくさんの種類があります。具体的には以下のようなラインナップになるのですが……、

強化ガラスフィルムの種類

  • 高透明タイプ
  • アンチグレア(防指紋加工)タイプ
  • ブルーライトカットタイプ
  • のぞき見防止タイプ

これらは製造過程で表面や中身に専用の素材を混ぜ込んで製造されるので、強度には差は出ないとされています。僕も同商品のそれぞれ別タイプを実際に利用してみて強度の差を感じたことはないです。

パズドラなどのゲームを良くする方は滑りの良いアンチグレアタイプ、普段もパソコン仕事をしていて目の疲れが気になる方はブルーライトカットタイプ、といったように自身のお好みで選んで問題ないですよ!

液晶保護フィルムの上手な貼り付け方

ここからは本題の「保護フィルムの上手な貼り方」を紹介していきます。

手順①まずは形を合わせてみる

iPhoneを製造しているのはAppleですが、それに対応する保護フィルムは数多くの企業が製造し販売しています。

つまり、同じiPhoneXS用のフィルムだったとしても、メーカーごとにそれぞれ微妙に作りが違うのです。これはiPhoneだけでなくAndroidにも同じことが言えます。

具体的には、最近のスマートフォンはノッチ(画面上部の液晶の凹←こういう形)が採用されていますが、ノッチ回りの輪郭の作りが僅か数mm違う形だったりするのです。

ちなみに僕が現役だったのはiPhoneXが発売した頃でしたが、メーカーごとにごくわずかな作りの違いがあったので、当時店頭で扱っていたフィルムのすべての特徴を把握した上で貼り付け作業をしていました。

少し話が脱線してしまいましたが、フィルムを貼り付ける前には、フィルムに貼られているシートを剥がす前に一度画面に当て、「この位置に貼りたい!」というベストポジションを見つけておくのが大事です。

個人的には貼る際に左手側から落としてあげると上手く貼りやすいのですが、この仮当てした際に画面のどこに合わせてあげればよいかをあらかじめ見ておきましょう(もちろん利き手によって逆からでもOK)。

手順②湿度が高く、かつ無風の場所を選ぶ

フィルムを貼る際の大敵といえば「ホコリ」と「気泡」ですが、湿度が高い場所(例えば自宅ならお風呂上りの脱衣所付近)で貼ると良いとされています。

しかしながら普段携帯ショップ店員がフィルムを貼っているのはごく普通の店内なわけですので、「無風である」という条件さえ守っていればいいかと思います。

昔現役で販売員をしていた頃に、外販イベントでショッピングモールの駐車場などの屋外ブースにて保護フィルムを貼ったことも何度かあるのですが、とにかく風があるとキツいです。ガラスフィルムはそもそも粘着力がかなり高いわけで、少し風があるだけでも小さなホコリをキャッチしてしまうのです。

キレイに貼りたければ、自宅のどこでも良いので無風環境だけは作ってあげましょう。

手順③貼り付け、気泡が入ったら垂直に押さえつける

続いてフィルムを貼っていきますが、手順としては①であらかじめ決めておいた位置をゴールとして貼り付けていきます。インカメラや通話スピーカーの位置から順に合わせていってあげると距離感や平行感が掴みやすいです。

ガラスフィルムの場合はフィルム自体がペラペラしていないので、思い切ってスッと落としてあげるイメージでやると上手くいきやすいです。

貼るとほぼ確実にどこかしら気泡が入りますが、気泡を抜く際は付属のクロス等を使って「外へ押し出すのではなく、上から垂直に押さえつけ数秒静止→力を緩めて円形に撫でる」のが効果的です。

この手法は強度をウリにした厚めのガラスフィルムに特に効果的です。逆に薄さをウリにしたフィルムであれば外側へ押し出すイメージで抜いてあげる方法でもOKです。

手順④ズレてしまったらカッターで剥がす

貼ったあとで、「やばい!ズレたかも!」と思っても焦ることはありません。数回貼りなおしても保護フィルムの吸着力は簡単には落ちません。

しかし、剥がす際は爪を使って剥がすのだけはNGです。爪を使って剥がすと、爪の内側に残っている小さなごみや皮脂がフィルムの内側についてしまい、再度貼った際にそこだけ不自然に浮いてしまうことがあるからです。

貼りなおししたい際はカッターの刃を使い、削ぐようなイメージで画面とフィルムの間に差し込んで持ち上げましょう。刃を寝かせて差し入れれば、画面には全くキズはつかないのでご安心を。

【おまけ】セロテープを使うのもOK

「一発でうまく貼れるか不安」という方は、フィルムの四隅のうち、対角線上のどこか二か所の内側にセロハンテープを貼り(フィルムの粘着面とテープの粘着面を合わせます)余った部分をミミとして外側に出しておきます。

その状態でフィルムを貼り、失敗したらそのミミを持って上に持ち上げればフィルムがキレイに剥がれますし、成功したらミミを外側に引っ張ってセロテープだけ取り除けば出来上がりです◎

おすすめのガラスフィルム

最後に、僕がおすすめするガラスフィルムを何種類か紹介しておきます!

お客さんからの評判が良かったものはもちろん、以下で紹介しているものはすべて僕が貼ったことも使ったこともある商品なので自信を持っておすすめできるラインナップです!

ナノセラム(TM)極強保護ガラス5472

このガラスフィルムは、強化ガラスの中でも現行で発売されているものの中での最上級である「ナノセラム」という素材が採用されています。

ナノセラムとは、宇宙産業・航空産業にて採用されているガラス素材で、表面硬度はもちろん折り曲げや引っ掻き等さまざまな要因にも強いのがウリです。

値段は確かにかなり高い部類ではありますが、購入から半年以内であれば1枚無償で交換できる補償付きというところからもメーカーの品質に関する自信が見て取れるでしょう。

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ゴリラガラス3/液晶保護フィルム2678

「ゴリラガラス」と言えば聞いたことがある方も多いかと思いますが、価格と品質のいいとこ取りなのがこのフィルムの良いところだなと思います。

薄いのに強度も高いので、装着感がバツグンに良いです◎

強度が強いフィルムは欲しいけどあんまり高いのはちょっと……という方はこれを選んでおけば間違いないです。

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Dragontrail極薄液晶保護フィルム2355

上で紹介したふたつは透明タイプといってフチなしの完全透明のものでしたが、ブラックフレームが付いたタイプのものもあります。

フレームが付くことにより何が違うかと言うと、端から落とした際の衝撃吸収性が違うそうなのですが、正直僕はあまり差がわからないです。笑

ぶっちゃけ見た目的に「フレームがあった方がカッコいい!」って感じで選んでしまって全く問題ないです。

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まとめ

今回の記事では、上手な液晶保護フィルムの貼り方とおすすめのフィルムについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

スマートフォンは2年に1度の大きな買い物ですし、良いものをセットで用意してみるのもいいかもしれませんよ!

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